富士山に入山する際には、入山鑑札が必要です
恩賜林組合役場で発行します。
富士山に入山する際には、入山鑑札の携帯が必要です。
富士山の北面に広がる県有地は、昔から地元の人たちが生業などのために産物採取等を行ってきた入会地です。本組合は、この入会地を保護、管理することを任務の一つとして設立された地方公共団体であり、この地域に入山する者に対し盗伐、誤伐、野火災その他加害行為(車輛によるオフロード走行)などの予防のため指導、取締りをし、入会地の荒廃を防ぐため、入山鑑札を携帯させるなどの管理統制を行う責務があります。
スズ竹鑑札発行停止の予告について(お知らせ)
富士北麓に自生するスズ竹については、造林事業の影響、拡大する鹿害及び継続的な採取等により生育範囲が大幅に縮小し、特にかつて広範囲に自生していた精進口登山道2合目より上部は鹿の食害による影響が大きく、壊滅状態となっております。また、残っている生育地においても成長は必ずしも順調でなく資源の枯渇が心配される現状です。
当組合においても、山梨県富士山科学研究所等の助言をいただきながら県林務環境部とも協力し、生育区域での造林事業の回避や鹿害防止のための鹿柵を設置する等対策を講じてまいりますが、スズ竹の現状は差し迫った状況にあり、併せて採取についても制限せざるを得ないのが実情です。
ついては、スズ竹の節度ある採取をお願いすると共に、入会住民以外の皆様に関しては誠に遺憾ながら、来年度以降当組合管理地内においての採取を自粛していただく事といたします。このため、令和8年度から当分の間、スズ竹の入山鑑札は発行しない予定です。資源保護、回復のためのやむを得ない措置でございますので、なにとぞご理解いただきますようお願い申し上げます。
なお、スズ竹資源が十分回復し採取が可能になったと判断される場合は、入山鑑札の発行を再開いたします。
○入山鑑札発行手数料
○発行場所
山梨県南都留郡鳴沢村3126番地
鳴沢・富士河口湖恩賜県有財産保護組合
恩賜林組合役場 1階 総務課
受付時間 8:30~17:00
TEL 0555-85-2013
○入山鑑札が必要とする地域(入会地図面)
○その他入山に関する問い合わせ
鳴沢・富士河口湖恩賜県有財産保護組合 総務課
TEL 0555-85-2013